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2022.05.20

クリーニング店を賢く使いこなそう

実はこの時期(衣替えのシーズン)、クリーニング屋さんは一年で一番忙しいんです!暇な時期と比べると、倍以上の衣類が集まってきます。(^_^;)A
しかも冬物衣類だから、一個がデカイ!!
そこで今回はクリーニングに出す時のちょっとしたポイントをお教えしたいと思います。

最近ではいろんな衣類をご家庭で洗っちゃう、主婦の方が増えていますよね。
でも、ドライマークの洗剤って “クリーニング屋さんのドライクリーニングと違う” って知ってました?

洗剤と水を入れて、やさしく手洗いした経験があるでしょ?
でも、クリーニング屋さんでは水は使用しないんですよ。
“洗濯絵表示のドライマークOKの衣類が洗えますよ”っていう洗剤なんですね。

だから、クリーニング屋さんのドライクリーニングとはちょっと違うんですね(^^♪

お願い!!コレだけは必ず、チェックして~!!
クリーニング屋さんに行く前に衣類をちゃんとチェックしてますか?
慌てて、ビニール袋に詰め込んで、カウンターで広げてもらう。
そんな感じじゃありませんか?

まず、持って行く衣類を一度総点検してくださいね。
・ ボタンが全てついていますか?
・ ポケットの中身は全て出しましたか?
・ ベルトやフードは取り外せそうですか?
・ 破れやほつれはないですか?
・ 染みや汚れはないですか?
などなど・・・

クリーニングでお預かりした衣類の中からは、いろんな物が出てきます!
一番多いのは、ライターや名刺・お買い物メモなど。
ビックリしたものだと、下着や靴下の片方だけなど出てきた経験がありますね。
きっと慌てて、脱いだんでしょうね~(笑)

あと、脱ぎ着する時に引っ張る部分はよく破れやすいので、要注意ですね。
たとえば、ニットでいうと脇の部分・コートの裏地・スカートのファスナー部分。
見えない部分でよく擦れるところは破れやすいので、チェックしてくださいね。

最初からなのか?クリーニング後なのか?などなど後々トラブルにならないためにもちゃんとチェックしてから、持って行ってくださいね。

染み・汚れ発見!ここはシミになりやすい!!
自分でシミを付けたら、その時にわかるけど、
着用中にだんだんと汚れていくのは、中々気づかないものです。
普段はどういったトコが汚れやすいのか知っていますか?

上着の場合は襟周り・袖口・脇の部分など、汗をかくとこは要注意です。
事務職の方は、肘までの部分がよく汚れていますね。
パソコンを打つ時などに、知らない間に机をお掃除してるんでしょうね。
後は、腕を曲げて、シワになる部分!ここの黒ずみはなかなか頑固な染みです。
一度洗っても、またそこだけ染み抜きなどする事が多いですね(*_*;

パンツやスカート類の場合は裾・ポケット周り・男性の方だと股の部分など。
ヒールの高い靴にパンツの裾を合わせて、ちょこっとだけ長めにしていると、靴を脱いだらズルズル。。。。 (実体験です(笑))
自転車にのって、チェーンに擦れたり、後は食べ物のしみが結構ついていることが多いですね。
目を凝らしてよーーーくチェックしてくださいね。

さぁ!ここまでチェックしたら、いざクリーニング屋さんへ
クリーニングに出す時に受付の方とちゃんとお話してますか?
クリーニング店に全てを任せれば、安心と言いたいトコですが、たくさんの衣類を持って、「クリーニングお願いします。」だけではなかなか伝わりません。
それじゃあ病院に行って、「風邪引きました。」だと症状が伝わらないのと同じです。

大切な衣類を預けるんだから、仕上がりの希望・クリーニング方法の希望・染みや汚れの箇所を伝えることが大切です。
黙って出しても、綺麗になってきませんよ。きちんと希望を伝えてあげてくださいね。

もちろんクリーニング店でもチェックしますが、預ける前の相互確認が大切です!
クリーニングから戻ってきた衣類は希望通りに仕上げてもらっているのか?再チェックしてくださいね。

クリーニング屋さんでかけてもらった、ビニール袋はお家に帰るまでのホコリよけです!必ず、はずしてから収納してくださいね。そのまま収納して、来シーズン着ようと思ったら、シミが出てきた!なんてトラブルも発生しているので、要注意ですよ。

クリーニングと染み抜きは全く別ものなんです!!
「クリーニングに出したのにシミが落ちてない!!」って声をよく聞きます。
でも、クリーニングと染み抜きは全く別の工程なんですよ。
「普通のクリーニングでは落ちないから、デラックスで洗って。」と言うお客様がいるようですが、コレは大間違い!!クリーニングの仕方が違うだけで、染み抜きとは全く別物です!

一度、行きつけのクリーニング屋さんに「デラックスて何がデラックスなの?」って意地悪な質問をしてみてください。ちゃんと答えられた、お店・スタッフさんは優秀ですね(*^^)

ポリウレタン(合成皮革)注意報
お手ごろ価格で皮の雰囲気を楽しめるポリウレタン合成皮革。
冬の間に大活躍ですね。でも寿命があるって知ってました?

ちょうど今年はポリウレタン合成皮革の人気から、3年目ぐらいにあたる、寿命の年なんです。
着用具合にや保管方法にもよりますが、強度が弱まり、徐々に脆化し、接着力が弱まり剥離します。光や熱・湿気にも弱いので、製造されて、2~3年が寿命なんですね(;O;)

寿命を過ぎたポリウレタン合成皮革をクリーニングしてみると・・・・
見るも無残な姿で、ボロボロに仕上がってきます。
購入してから、2~3年目の方、表面にヒビが入っている衣類は要注意です!
ご心配な方は受付時にご相談を!

ちなみに、染み抜きもできない事が多いですから、注意してくださいね。

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