2022.07.25
ジメジメした梅雨の季節がきたら!
梅雨の季節!この季節いや~な人も多いんじゃないですか?
私もそんな中の一人です!「何がイヤ!」っていうと・・・
ジメジメもなんですが、くせ毛の人にとっては大問題です!!
一生懸命ブローして、ヘアースタイルを決めても、玄関開けたらクルクルと・・・(ToT)
ヘアースタイルが決まらないと、一日ブルーになりますよね。
今回は季節外れにはなりますが、梅雨に役立つ情報をお届け致します。
撥水と防水は何がちがうの??
この季節、なかなか便利なのが、撥水スプレーですよね。
ちょっと気になるものに、シュ~~っとかけるだけで、雨とか弾いてくれます。
撥水と防水って同じ用に使われていますが、少し違うって知ってました?
両方とも、水を弾くことを言うんですけど、弾き方が違うんですよ。
まず、防水加工なんですが、生地の上面にゴムや合成樹脂など塗ったもので、
水も空気も通さないものです。
防水性は高いですが、汗や湿気も外に通さないため、
とっても蒸れやすくなってしまいます。また、どうしてもゴワゴワとした感じになってしまいます。
撥水加工はシリコン樹脂やフッ素樹脂が繊維の1本1本に染み込みますから、
繊維の隙間を埋めてしまうことはありません。
なので、通気性もあり素材の風合いを変えることがないんです。
外からの水は弾きますが、中からの湿気は通すため、蒸れも少なくてすみます。
通気性を保ちながら、水を弾く効果があるんですね。
撥水スプレーというと、スキーウェアーなどの防寒具を思い浮かべる方も多いと思いますが、ソレ以外にも使い道があるんですよ。
スーツやネクタイ、靴なんかにもかけておくと便利です。
うちでは、ネクタイのクリーニングには、必ず撥水スプレーをかけて仕上げてます。
お酒などがかかった時に、シミになりにくいんですよ。
スウェードの靴やスニーカーにはかけておくと、
汚れにくかったり、雨対策もばっちりですね(^^)v
でも、撥水加工したから、と言ってむやみに雨に濡れないでくださいね。
効果は生地や濡れ具合に差がありますので、
特にデリケートな素材には十分注意してください!
雨に濡れて、起きるトラブルといえば、
「しみが浮き出てきた~!」
なんて相談をよくお受けします。
生地の中にたまっていた汚れが、濡れたことによって浮き出てきたんでしょうね!
雨に濡れて、そのままにしておくと、カビなど生えて、
色が抜けたりすることもありますから、注意してくださいね。
カ ビ 注 意 報 !!
湿気の多いこの季節によく起こるトラブルが、カビ!なんです。
大切にクローゼットにしまっておいた、お洋服にカビ!!なんてトラブルも(>_<)
カビはある条件がそろうと発生してしまいます。
よごれ・高温・多湿。この3つが揃った時に発生しやすいです。
なので、そうならない為にも、注意してくださいね。
もちろん、汚れた衣類をそのままクローゼットに保管!なんてダメですよ。
雨に濡れて、そのまま保管なんて致命傷です!!
絶対にやめてくださいね。
防止策としては、晴れた日に虫干しをしたり、
クローゼットの中に除湿剤をいれるのもいいかもしれませんね。
カビが生えてしまったら、すぐにクリーニング店にご相談される方が良いですね。
もちろん【匠抜き】にもご相談ください!(*^_^*) お待ちしております。
→ 衣類のトラブル、ご相談はこちら!!