夏になると増えるアイロンがけ　
暖かくなってくると、ジャケットを脱ぎ、シャツ１枚で出かける季節になりましたね。
これからの季節、綿素材のお洋服が増え出すと、アイロンがけが必要になってきます。
さて、今回はアイロンがけについてお話したいと思います。
みなさんのご家庭に、おそらく一つはあると思うアイロン。
じつは、アイロンの機能に大きな差はなく、価格も他の家電ほどの開きはないんですよ。

コードレスアイロン
前後左右に動かす時に、コードが邪魔にならない。という利点があります。
しかし、コードレスなので、こまめに充電台の上にアイロンをのせないと、温度が下がってしまいます。
コード付きのアイロン
常時通電しているので、高温に保つ事ができます。
また、スチーム量が低下することなく使い続ける事ができます。

さて、アイロンをかける時、スチームボタンの使い分けは行っていますか？
使い分けの基準
どのアイテムをプレスするか？です。
あ、「プレス　=　アイロンがけ」　の事です。（業界用語かなぁ？）
スチームアイロンは、ふんわり仕上げたい時につかいます。
たとえば、ウール素材のニットなどのシワを伸ばしたり、毛並みを整えたりする時に使います。
ハンガーにかけたまま、シワを伸ばすときは、スチームアイロンですね。
また、スチームには、お洋服についた臭いを消したり、弱める効果もあるんですよ。
なので、衣替えから出したお洋服に、防虫剤の臭いがついてしまったら、
まずはスチームアイロンをかけると臭いが軽減されますよ。

さて、一方の
ドライアイロン
パリっと仕上げたい時に使います。
アイロンの重さと、高温で押さえる力によって、布のシワを伸ばしていきます。
ワイシャツ、麻のシャツなどには効果的です。
■ポイント
軽く霧吹きで水分をかけてから、一揆に高温でプレスすると、パリっと仕上がりますよ。
この温度差が、パリっと仕上げるコツです。
なので、ご家庭に、霧吹きを１つご準備しておくと、便利が良いです。
あと、便利がよい物は、あて布。
ハンカチなどでも代用できますが、色付き・柄付きは極力さけてください。
アイロンがけ中に、あて布のハンカチから色が移りました。ってトラブルご相談もありますから。
なるべく、白色を選んでくださいね。
白だと、汚れがすぐにわかるので、綺麗に仕上げる事ができますよ。
シャツなどに使われているボタンですが、くれぐれもアイロンでギュウギュウ押して、プレスしないでくださいね。
最近は、いろんな色のボタンが出ています。
なかには、アイロンの熱でボタンが溶けてしまう物、光沢が無くなってしまう物もありますから、注意してください。
ボタンの周りを滑らすように、丁寧に細かくかけましょう。
どうしても、プレスする時は、裏側からかけましょう。
アイロン台に、ボタンが沈んで、傷つけることなく、プレスできますよ。
以前ワイシャツのアイロンがけ講座を行ったことがあるのですが、思った以上の反響で、こちらもびっくり！！
なんとな～くかけてた。ってお客様が多かったですね。
言われてみれば、料理は教えてもらう事があるけど、洗濯は、見よう見まねですもんね。
とくにアイロンがけは、細かい所まで教えてもらわなかったりしますしね。
でも、ポイントをおさえておくと、かっこよく見えるので、これからの季節必見ですね！

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