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2022.07.15

夏といえば・・・やっぱ浴衣でしょっ !

まだ雨の日々が続いて、夏本番!って感じじゃないですけど、
7月になって、浴衣姿の女の子をよく見かけるようになりましたね。
夏祭り・花火大会以外にも、ショップ店員さんが浴衣姿で販売していたり。
涼しげで、いいですね(*^_^*)
今回は浴衣について少しお話したいと思います。

ゆかたの語源って知ってますかぁ??
よく使われる、【浴衣】って当て字だって知ってました?
もともと、湯上りに着て肌の水分を吸い取らせる為の
「湯帷子(ゆかたびら)」が語源だそうです。
湯帷子という衣類が広く用いられるようになり、江戸時代には入浴に関係なく、
庶民に広く愛好され、夏に着る単衣の事を言うようになったそうです。
ちなみに甚平は「甚兵衛(じんべえ)」と書いたりもして、
「甚兵衛羽織」に由来するそうです。
「陣羽織」⇒「陣兵羽織」⇒「甚兵衛羽織」⇒「甚兵衛」⇒「甚平」と言われています。
他には、「甚兵衛」という人が作ったからとか、よく着ていたからという説もありますね。
う~ん。。。和装の用語は難しいのが多いですね(^_^;)

浴衣を着る時のポイント!
洋服と違って、着物や浴衣は直線裁ちをしてあります。
なので、メリハリボディの方にはちょっと厄介ですね。
せっかく、綺麗に着付けしても、歩いてると着崩れている人をよく見かけます。
でも、ちょっとした事で綺麗に着こなせるんですよ。
ご存知の方も多いと思いますが、やっぱり、タオルなんですよね!(^^)v
腰にタオルをたたんであて、裾よけのひもでしっかり固定してあげます。
この時にタオルの端っこがタラ~っと見えたりしないように注意して下さいね!
本当は和装用の自分の体型あった、下着を作っておくと良いらしいのですが、
簡単なところでは、補正用にタオルを縫っておくのが良いですね。
私も一つ作りましたよ。
フェイスタオルを縦に3つ織りにして、ミシンで縫っておきます。
真ん中にはヒモが通る幅を、開けて、周りをカタカタと縫って下さい。
(縫い目が縦長に4本できると思います。)
そうすると、細長い~タオルが出来上がるはず、
それに腰紐を通して出来上がり!ね、簡単でしょ?(*^_^*)
コレを補正用に腰に巻きつけておけば、着崩れを防ぐだけでなく、
ヒップラインを整えて、帯を安定しやすいので、効果的ですよ。
帯を締める前に、後ろ姿をチェックして、「背縫い」を合わせると、
綺麗に見えますよ。
さぁ、うまく着付けして、夏祭りに出かけてくださいね。

夏祭りから帰ったら・・・
浴衣を締めすぎて苦しく、慣れない下駄にクタクタの人も多いと思います。
でも、浴衣を脱いだら、着物用の大きなハンガーにかけて、
風通しのいいところに干してあげてくださいね。
けっこう、汗を吸ってたりするものなんです。
あと、脱いだ後の、食べ物やタバコの臭いって気になりませんか?
コレを簡単に取り除いてくれるのが、夜露なんですね。
夜の間に外に干しておくと、夜露が臭いを取り除いてくれるんです。
天気を気にして、お風呂場に干すのも良いですが、
湿度、温度や湯船には落とさないように注意してくださいね。
浴衣は洋服と違って、色が出やすいですから、ちょっとした温度が重要なんです。
元々、浴衣はご家庭で洗うことができる衣類なんですよ。
もし、ご家庭で洗われるときは洗濯機を使わずに、
中性洗剤で丁寧にやさしく、お水で手洗いしてあげてくださいね。
ニットを洗う時と同じ感じですね。
もちろん、色泣きには十分注意してください!!
水に入れたまま、ほったらかし・・・なんてやめてくださいね。

最近ではあまりパリッと、糊付けはしないらしいですね。
だから、のりをつける時は少なめに!
脱水はしぼりジワをつけないように、軽く絞ってください。
干す時は着物用ハンガーにかけて、パンパンとシワを伸ばして、
日陰に干してあげてください。

乾いたら、あて布を当てて、アイロンをかけてくださいね。
でも、ご購入されてから初めて洗われたり、色が濃い浴衣・しぼりの浴衣などなど・・・
お家では洗うのが難しいものもあります。
ご購入される時などにご相談された方がいいかもしれませんね。

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